『千一夜物語』で読み解く“美容”(2)

前回「荷かつぎ人足と乙女たちとの物語」のつづきです。

女性が果物屋で買った品物を籠に入れ、荷かつぎ男は後をついていきます。

次に肉屋に立ち寄り、買った肉をバナナの葉に包んで籠に入れました。
男性はそれを持って、女性についていきます。

今度は、アーモンド売りの前で立ち止まり、あらゆる種類のアーモンドを買います。

そして、お菓子屋で、レモン風味のパイやジャム、クッキーや焼き菓子など、さまざまなお菓子を購入します。

あまりの量に、「騾馬を引いてきたらよかった」と荷かつぎ男はもらすほど。

これらの買い物シーンを読んでいると、迷路のようなアラブのスーク(市場)を歩いているようで、楽しくなります。
美女の後を、荷かつぎ男が重い籠をかついで、ひょこひょこ追いかける姿を想像するのも面白いですね。

ところで、アーモンドは、アラブ圏のお菓子や料理によく用いられる食材です。
もちろん、アーモンドから抽出したオイルは、美容と健康に欠かせないアイテム。

“あらゆる種類のアーモンド”のなかでも、スイートアーモンドが最もポピュラーです。


アーモンドは、アラブの人たちが好んで食べるナッツ。

アーモンドは、脂肪、プロテイン、ナトリウム、ビタミンA、B、Eが豊富で、リラックス効果があります。
アーモンドから抽出されたスイートアーモンドオイルは、保湿、栄養補給、鎮静の働きで知られ、特に敏感肌に適しています。

とっても簡単なのは、化粧水をつけるとき、コットンにスイートアーモンドオイルを少したらす方法。
これだけで、お肌がしっとりします。

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