赤い頬紅からみるアラブとアジアの美容情報交換

美容大国モロッコに伝わる、ハーブやアルガンオイル、ガスールなど天然素材を使った手作りコスメを紹介しています。簡単で実用的なレシピもたくさん!

「樹下美人屏風絵」や「鳥毛立女屏風絵」などに描かれた女性のメイクを見ると、奈良・平安朝時代の化粧法が大陸の唐朝文化の影響を受けていることがわかります。

特徴的なのは、赤く大きく塗られた頬紅。

日本に紅が渡来した当初は、大陸風に、額、目元、口の両側などに紅い点をつけたそうです。
それがやがて、頬だけになりました。

モロッコの伝統的な頬紅のさし方にも、これとよく似た化粧法があります。
赤い点をつけたり、頬全体を赤く大きく描くメイクです。

紅の起源は中国だといわれています。
陸や海のシルクロードを使って交易していたアラブ商人によって、はるばる北アフリカに伝えられたのかもしれません。

現在のように便利な社会ではない時代から、メイクや化粧品の情報交換は活発だったのですね。

※Health & Beauty Review(講談社)のブログ「イスラム美容研究」で掲載された記事です。

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