毛穴の汚れもすっきりモロッコのガスールって?

ミネラル豊富な天然クレイ(粘土)は、太古の昔から傷を癒す治療薬として用いられ、エジプトでは、ミイラの腐敗処理に使っていたそうです。

クレイはミネラルの比率で色合いや性質が違います。
モロッコ特産のガスールは、一般的に灰色です。

ガスールの一番よく知られた使い方は、シャンプー。
それ以外に、顔や髪、全身のパックとしても優れた効能があります。

ガスールは、13世紀ごろから採掘されてきたそうです。
かつての湖底に粘土や塩が堆積し、火山噴火などの地質変化も加わり、良質な粘土が生成されていったのです。

ガスールの特徴は、マグネシウム量が20%以上と、他の粘土とは比較にならないほど多く含まれていること。
マグネシウムは細胞内の300以上もの酵素の活性化に関与するといわれ、また、カルシウムやナトリウム、カリウムなど他のミネラルのバランスを維持します。

たとえば、マグネシウムとカルシウムの組み合わせは、皮膚の新陳代謝を高め、バリア機能を改善させるのです。
さらに、マグネシウムの多さは、一定の品質を保つ役割も果すそうです。

ガスールのすぐれた清浄作用の仕組みはというと…。
水に溶けてマイナスイオン化したガスールが、皮膚の深部まで浸透し、プラスイオンの汚れに結合。
汚れとくっついたガスールを水で洗い流せば、皮膚がすっきり清らかになるというわけです。

何の変哲もない“地味”なガスールですが、底力はすごいです。

モロッコ特産のクレイ、ガスールを使った、万能パックをご紹介します。

バラ水、オレンジの花水、ハチミツ、アルガンオイル、牛乳、レモンが入った、リッチなパックです。

ガスール(大さじ1)に、バラ水(小さじ1強)とオレンジの花水(小さじ1強)を加えて、柔らかくします。
そこに、ハチミツ(小さじ1)、レモン(小さじ1弱)、牛乳(小さじ1)を加えます。
最後に、アルガンオイル(小さじ1ぐらい)で固さを調整し、パックの固さにします。
これを洗顔後の顔につけて、20分ぐらいパックし、ぬるま湯で流します。

アルガンオイルの代わりに、スイートアーモンドオイルを使ってもいいですよ。

もうひとつは、ハーブ入りの手作りガスール。

いろいろな材料を混ぜた後に乾燥させ、使うときには水だけ加えます。
大量に作って、保存しておくと便利です。

鍋に、1リットルの水、ローズの花びら(15g)、ラベンダー(15g)、ローズマリー(15g)、マロウブルー(15g)、クローブ5~7粒、レモンの皮1/2個分を入れて沸騰させ、15分煮だします。
これにガスール(500g)を加え、パック剤よりゆるめの固さにします。
アルガンオイル(大さじ2~3)も加えます。
これをバットに流し、厚さ5ミリぐらいになるようにします。
天日で1週間ぐらい乾燥させます。
乾いたら、タブレット状に割ります。
使うときは水を加えて溶きます。