モロッコの市場で美容グッズのお買い物

美容大国モロッコに伝わる、ハーブやアルガンオイル、ガスールなど天然素材を使った手作りコスメを紹介しています。簡単で実用的なレシピもたくさん!

はじめてモロッコ美容に興味を持ったのは、かれこれ20年ほど前。

当時、フランスでハマムというアラブ式蒸気公衆風呂がブームになっていて、女性誌などでよく紹介され、それに伴い、モロッコ美容の情報も増えました。

その頃は、アルガンオイルもガスールも、どんなものなのか全く知らず。

でも、「なんだか良さそう」と感じたのが、モロッコ美容にはまったきっかけでした。

初めてモロッコへ行った1998年2月、モロッコ美容で使うアイテムが、町の市場(スーク)のスパイス屋で買えるのに驚き!

バラ水とオレンジの花水は飲料水のような瓶で売っているし、黒石けんは量り売りでビニール袋に入れて手渡されました。

コホル(マスカラ&アイライナー)もアケール(口紅&頬紅)から、ガスール、ヘンナ、軽石、垢すり手袋まで、市場のスパイス屋で全部そろうのです。

「美容専門店」を覗いてみたい、と行ったのが、マラケシュの「スパイスのバラダイス」という店名のショップ。

ガランとした殺風景な店内で、壁に備えた棚にはハーブやカラフルな粉が入った薬瓶がびっしり。

中央のテーブルに見本品がおいてあり、店員が説明してくれます。

店員は男性で、どち らかというと”美容”とは縁がない雰囲気…。

説明を聞いても、耳慣れない単語が多く、よくわからかったのですが。

試しに購入したのは、湿疹に効くというサフランとアルガンオイルの軟膏、鼻づまりを治すカユプテオイルの軟膏、アルガンオイル、レモンオイル、ローズオイル、アンバーなど。

やせるお茶も買いました。
バラの花、オリーブおよびユーカリの葉をブレンドしたハーブティー。
飲み方も教えてもらったのですが、残念ながら、効果はみられませんでした~。

あれから20年。

2010年の5月末、モロッコのラバトに行ってきました。

短時間でしたが、旧市街のスーク(市場)で伝統的なモロッコ美容アイテムを物色したり、洒落たオーガニック系ショップの製品に目が釘付けになったり……。

食料品とコスメが並ぶ店は、日本ではあまり見かけませんね。

こうした店は、アラビア語でアッタールといい、かつてはアラビア医学の知識を備えた薬種商でした。
もっと時代をさかのぼると、中国、インド、アラビア半島などで香辛料の交易を行っていた商人だったのです。

香辛料も伝統的な生薬も、そもそもは同じ植物ということもあり、一緒に扱うようになったそうです。
ですから、植物や鉱物由来のコスメが、スパイス屋においてあっても、不自然ではないのです。

スークを歩いていたら、こうした材料ばかりが所狭しと並んで5軒ばかり集まった一角を発見しました。
「アルガンオイルが安いよ」「乾燥肌にはこのクリーム!」「これは髭剃り後の止血に効果的」などと説明してくれるのは、ふつーのオジさん。

野菜を買うように、オジさんと相談しながら美容材料を手に入れるというのが、モロッコの美容ショッピングの楽しみです。

スパイス屋の店主たちは、香辛料や薬草の知識を持ち、客の相談にのってくれます。
たまには「?」ということもあるのですが、行くたびに新しい発見ができる場所です。

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