モロッコの希少ウチワサボテンオイルで肌を潤す

アルガンオイルにつづくモロッコの優れオイルとして注目されている、ウチワサボテンオイル。

オイルは、この実の中の小さな種から抽出します。

年に1回しか実が採取できず、種に含まれる油分はたったの5%ほど。
1リットルのオイルを抽出するのに必要なサボテンの種子は、約8トン(約100万個)!

しかも、手作業の工程も含まれるため、オイルができあがるまでには相当の時間がかかるのです。

ウチワサボテンオイルが高価なのは、そうした事情からなのです。

ウチワサボテンオイルの一番の特徴は、約1000㎎/㎏とビタミンEが豊富なこと。

そして、植物性ステロールも約10g/㎏含んでいます。

脂肪酸の割合は栽培地や抽出した年によって変わってきますが、必須脂肪酸のリノール酸(オメガ6脂肪酸)が60%前後、オレイン酸(オメガ9脂肪酸)が約15~22%、飽和脂肪酸のパルミチン酸が約12%。

リノール酸は肌の水分を保つ働きで知られ、特にオメガ6脂肪酸は、乾燥を防ぎ、傷んだ肌を修復し、うるおいのあるなめらかな肌にしてくれます。

また、オレイン酸(オメガ9脂肪酸)は、弾力とハリのある肌を作ります。

ビタミンEとステロールの抗酸化作用に加え、さまざまな成分の効果で、ウチワサボテンオイルはアンチエイジングケアに理想的なのです。

ウチワサボテンオイルを使ったスキンケアをご紹介します。

ひとつめは、毛穴の黒ずみを除去する簡単マッサージ。

ウチワサボテンオイルにローズウォーターを少し加え、これで顔と首をしっかりマッサージするだけ。

オイリー肌には、ウチワサボテンオイルとガスールのパックがおすすめ。
肌の皮脂分泌のバランスを正常にし、さっぱりさせながらも、うるおいを残すパックです。

ガスール(大さじ2)にローズウォーター(大さじ1~2)を少しずつ加え、少しかためのクリーム状にします。
ここにウチワサボテンオイル(小さじ1)を加え、混ぜ合わせます。
洗顔後に、これを顔と首につけて、15分ほどおきます。
ぬるま湯で流し、化粧水などいつものお手入れを。

最後は、どのタイプの肌にも向く、疲れ肌を癒すフェイスケア。

用意するのは、黒石けん、サボテンオイル、はちみつ。
黒石けんはなかなか手に入らないので、アレッポ石けんなど、オリーブの石けんで代用しましょう。

このお手入れを週1回、3か月つづけると、くすみが消え、明るい透明感のある肌がよみがえるそうですよ。
はちみつのパックにも、キズや炎症などを癒し、シワを目立たなくして、弾力性のある元気な肌にする働きがあります。

まず、クレンジングでメイクを落とし、顔をお湯で湿らせ、黒石けんをつけます。
円を描くように顔と首をマッサージし、2分ほどパックし、ぬるま湯で流します。
ウチワサボテンオイルを顔と首、デコルテにつけ、血液とリンパの流れを促進させるようにやさしくマッサージします。
さらに、はちみつを顔と首、デコルテにつけて、5分パックします。
お湯ですすいだ後は、ウチワサボテンオイルをうすくぬります。