モロッコ流手作りヘアコスメで輝くツヤ髪を作る

パサパサ髪に、「ふぅ~」っとため息。
つややかで輝く髪に仕上げるには、はちみつが効果的って、知ってました?

モロッコ美容ではよく、はちみつを使います。

ちょっとここで、モロッコのはちみつのお話を。

写真は、ラバトの生活協同組合APIAで見つけたタイムのはちみつ。

オートアトラスとアンチアトラスにはさまれた地域で育つタイムからとれるハチミツで、6月末から8月が生産期。
赤レンガ色で甘さはかなり強め。
濃厚でほんのりタイム味がします。

抗感染、消化促進、活力促進、元気回復の作用があり、風邪の症状やのどの痛みを改善するといわれています。

タイムのはちみつはモロッコ人に最も愛されているそうですが、日照りつづきやタイム生息地の開発により、生産量は減少しているとのこと。

他にも、ユーカリ、オレガノ、ラベンダー、コリアンダーなど数種類のはちみつがそろい、それぞれのハーブの効能がたっぷり入っています。

ハーブのはちみつは美容効果もばつぐんです。

さて、ヘアケアに戻りますが、髪の輝きをよみがえらせる、はちみつのお手入れ法。

手っ取り早いのが、はちみつのリンスです。

熱湯(500ml)にはちみつ(小さじ1/4)を加え、冷まします。
これをリンスとして使うだけ。

それから、はちみつとレモンのパック。

はちみつにレモン汁(少々)を加え、シャンプー後の髪にぬります。
1時間そのままにして、すすぎます。

どちらもとっても簡単。

ぜひお試しを!

シルクのようなツヤ髪に仕上げるローションリンスも。

スキンケア用ローションと同じ作り方なので、多めに作って、使い分けるといいですね。

鍋に水(1ℓ)とフユボダイジュ(80g)を入れて、沸騰させます。
火からおろし、15分ほどそのままにします。
茶こしでこして、容器に入れ替えます。
洗髪後、このローションでリンスします。

タイムのヘアリンスは、髪のコシと潤いを取り戻すだけではなく、頭皮を元気にし、抜け毛も防ぎます。

鍋に水(1カップ)とタイム(20g)を入れて火にかけて沸騰させ、10分煎じます。
この煎じ液をシャンプー後のリンスとして使います。
約1か月つづけると、髪がみちがえる美しさに。

また、タイムをオリーブオイルに漬けて作るタイムオイルはヘアパックとしておすすめです。

ガラス瓶にオリーブオイル(300ml)とタイム(30g)を入れ、暗室に5日間おきます。
シャンプー前にこのオイルを髪全体につけ、45分そのままにし、洗い流します。

ヘアカラーとして知られているヘンナですが、クローブ、タイム、クルミの樹皮を混ぜ合わせると、艶と輝きを与えるパックに。

鍋に水(500ml)とクルミの樹皮(30g)を入れて沸騰させ、15分煎じます。
ヘンナにこの煎じ液を注ぎ、クローブ(小さじ1)とタイム(小さじ1)、アルガンオイル(大さじ1/2)を加え、混ぜ合わせます。
これを髪につけて、3時間そのままにして、洗い流します。

クルミの樹皮は手に入りにくいので、フユボダイジュで代用するか、お湯だけでもかまいません。
ヘンナの量は、髪の長さに合わせ、30~100gぐらいで調整してください。

モロッコでは、ヘンナをヘアカラーにする場合、お湯に混ぜてクリーム状にしたヘンナにオリーブオイルを加えます。
そして、髪につけ、タオルでくるんで、そのままに。
時間は、染めたい色によって、15分から1時間。
長くおいたほうが、しっかり染まります。