ニオイクロタネソウ:ブラックシードで元気回復

ニオイクロタネソウは、ニゲラとしても知られ、アジアと地中海沿岸に生息する植物。

その種子はブラックシードという香辛料になります。

モロッコ人は、精神疲労や風邪の引きはじめなど、気力体力が落ちたときに、この黒い種ニゲラをハンカチやモスリンの袋に入れ、定期的に匂いを嗅いて、元気を回復するそうです。

ニゲラにはさまざまな薬効があるといわれています。

預言者ムハンマドの言行、生活態度を伝承するハディースで黒い種ニゲラ・サティヴァは、「死以外のあらゆる病を治す」と記されています。

その薬効は、エジプトなどの科学者による臨床実験で立証され、アラブ諸国では現在でも多く用いられています。

この種子から抽出したオイル、ブラックシードオイルは、太古の昔から珍重されていた秘薬のひとつ。

古代エジプトのツタンカーメンの墓で、ブラックシードオイルが入ったガラス瓶が発見されたことから、「ファラオ(古代エジプト王の称号)のオイル」とも呼ばれています。

ブラックシードには、免疫力アップ、疲労回復、炎症鎮静の効果があることで知られ、アラブ世界では大昔からブラックシードを民間療法に使用してきました。


学名:Nigella sativa
科名:キンポウゲ科
使用部位:種
開花時期:5~6月
収穫時期:7~10月


特徴
ニオイクロタネソウは一年草で、葉は細裂する。白、青、黄、ピンク、薄紫などの、5〜10枚の花弁の花をつける。

原産と生息地
地中海沿岸、中東、南西アジアに自生する。

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