メロンはイランが原産地といわれ、紀元前5世紀にはすでに、エジプトで栽培されていたそうです。
果肉の色は、白、オレンジ、黄色とさまざまで、数十もの異なる種類が存在します。
果汁たっぷりのメロンは、喉の渇きにうれしい果物。
それだけでなく、メロンは食物繊維が豊富で、下剤として用いるなど、アラブ地域では伝統的な医薬品とみなされてきました。
ビタミンA(カロチン)とビタミンCを含むメロンは、抗酸化作用、傷の癒着作用、鎮静作用があります。
美容効果も高く、特に、大気汚染や悪天候による乾燥肌の水分補給に最適です。
日焼け後のお手入れにも向いています。
チュニジアの女性たちは、スペイン産メロンの果肉をつぶしたて顔につけ、乾いたら洗い流すというパックをして、水分補給するそうです。
学名:Cucumis melo L.
科名:ウリ科
使用部位:果実
開花時期:6月
収穫時期:8月ごろ
特徴
メロンは一年草で、黄色の花が咲いた後、球状またはラグビーボール状などの果実をつける。
原産と生息地
メロンはイランが原産地といわれるが、現在は、世界中で栽培されている。
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