イランイランは、“花の中の花”という意味で、カタログ語の「アランイラン」がその由来です。
甘くジャスミンに似た官能的な香りで、その昔、ハーレムを快い香りに満たす”誘惑の花”といわれていたそうです。
イランイランの花から抽出された精油は、香水や美容に用いられています。
イランイランの精油は、心をなだめ、リラックスさせる効果があり、感情に刺激し、神経、混乱、心のトラブルを鎮めるといわれています。
スキンケアでは、皮脂分泌のバランスを整える働きにすぐれています。
混合肌に向いていて、吹き出物といったトラブルを解消することで知られています。
また、ヘアケアにも最適で、育毛促進の作用があるといわれています。
学名:Cananga odorata
科名:バンレイシ科
使用部位:花
特徴
イランイランの木は1年に5m伸びるといわれ、12mの高さに達する。花は緑かかった黄色で、木からぶらさがったような形状で咲く。
原産と生息地
マレーシアなどのアジアの熱帯地域が原産。