トーメンティル:日焼けや傷を癒しうがい薬にも

美容大国モロッコに伝わる天然素材を使った手作りコスメを紹介しています。
簡単で実用的なレシピもたくさん!

トーメンティルは、タチキジムシロという和名の多年草で、昔から下痢や喉の痛みなどの民間薬として利用されてきました。

Potentilla erecta01

タンニンを豊富に含むトーメンティルは、収れん作用と刺激作用にすぐれ、スキンケア製品、歯磨き粉、口腔ケア製品に配合されています。

根は赤色の染料になり、顔色を良くする化粧品に使われることもあります。

トーメンティルには不思議なパワーがあり、家の中につるしておくと悪霊が寄りつくのを防ぎ、持ち歩くと恋愛のチャンスを引き寄せるといわれています。

トーメンティルの美容効果

トーメンティルの煎じ液は、急な日焼けを鎮めたり、しもやけを改善したりする効果で知られています。

ヘアケアにも適し、根元から弾力のある髪にするといわれています。

また、足のむくみや疲れを癒すのにも有効です。

美容大国モロッコの手作り化粧品のレシピ。ローリエ、赤ブドウ葉、クルミ葉などのハーブを材料にした、足の疲れやむくみに効く足浴の紹介です。全身のリラックス効果も。モロッコ美容では美しい足のケアが重要。クルミオイル、マシュマロウ、ナツメヤシ油など。
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トーメンティルの薬効

トーメンティルは全草に薬効がありますが、特に根茎はタンニンを多く含み、強力な収れん作用、抗感染があります。

ハーブティーとして飲むことで、下痢、大腸炎、胃腸のトラブル、風邪の症状を軽減するのに役立ちます。

傷などを止血し、かすり傷や擦り傷を癒着する働きがあり、やけどにも有効です。

トーメンティルの煎じ液はうがいにも使え、口内炎、歯肉炎を抑え、歯茎を引き締めます。歯痛も和らげるといわれています。

この煎じ液はまた、目の洗浄にも用いることができ、目の炎症を癒します。

※薬効は一般にいわれているものです。妊娠中・授乳中は、専門医に相談のうえ、使用しましょう。

トーメンティルの特徴

トーメンティルは、肉厚の根茎をもつ植物です。10~30センチほどの高さの細い茎が何本も伸び、葉は奇数羽状複葉で小葉が3枚つき、白っぽいうぶ毛でおおわれ、披針形の托葉があります。4枚の花弁の小さい黄色の花が先端で咲きます。

原産と生息地
ヨーロッパ全域、北アフリカ、西アジアからシベリアにかけて分布します。半分陰った湿気の多い場所に生息し、谷間や森でみかけます。


学名:Potentilla erecta
科名:バラ科
別名:タチキジムシロ、ポテンティラ
使用部位:根を含む全草
開花時期:6月~9月
収穫時期:花は開花中、根は秋


傷にトーメンティルの湿布

トーメンティルは瘢痕形成作用があるといわれています。

材料

トーメンティル … 15g
水 … 500ml

作り方

  1. 水を沸騰させます。
  2. 火を弱め、トーメンティルを入れて、15分煎じます。
  3. 火を止め、そのまま冷まします。
  4. ひと肌ぐらいになったら、茶こしでこします。

使い方

この煎じ液をコットンなどにつけて、打撲や青あざの患部に湿布します。

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