「モロッコ美容 1日使い切り手作りコスメ
アルガンオイルとガスールの使い方」 400円
アルガンオイルとガスールの2つを使ったパックやスクラブなど、1回で使い切る手作りコスメを紹介します。
簡単な手作りコスメで、おうち時間を楽しみ、美しく!
リップケア 肌荒れ 保湿
初級 所要時間:15分 保存期間:1日
モロッコのある地方の女性たちは、荒れた肌とひび割れた唇にサフランにヘナ(ヘンナ)と卵の黄身を混ぜたパックをするそうです。
サフランは、抗炎症作用や皮膚再生作用があるといわれています。
クレオパトラは、若々しさをキープするというサフランを愛用していたといいます。
ヘナは収れん作用で知られ、モロッコなどでは色のつかない種類のヘナをスキンケアに使うようです。
残念ながら、ヘアカラー以外のヘナは日本で手に入りにくいため、今回は、サフランだけを卵黄に混ぜたパックを紹介します。
即効性があり、みちがえるほどなめらかに回復します。
保存容器と用具
ボウル(小)
計量スプーン
材 料
サフラン(パウダー) … 小さじ1
卵黄 … 1個
作り方
- ボウルに卵黄を入れ、溶いてクリーム状にします。
- パウダー状のサフランを加え、よく混ぜ合わせます。
使い方
- 化粧を落とし、洗顔します。
- 顔と唇につけて、10分ほどパックします。
- 乾いたら、ローズウォーターなどをつけたコットンでふきとります。
保存方法
1回で使い切りましょう。
材料のおさらい
美容大国モロッコの手作りコスメの材料となる植物の紹介です。”健康の花”とも呼ばれるサフランは、鎮痛や鎮静などの作用があり、昔から医薬品として知られていました。独特な香りと黄色に色づく貴重な料理用スパイスで、若々しさを保つ美容効果もあります。
タトゥーや髪染めで知られるヘナは、モロッコ手作り化粧品の材料として欠かせません。肌を引き締め、弾力を与えるスキンケアがあり、紫外線から肌を保護して日焼けを防ぐ作用も。ニキビや湿疹、足のひび割れ、頭痛や潰瘍などを治す医薬品としても使わてます。
美容効果が高く、手作り化粧品の素材として欠かせないローズウォーターの効能と使い方の紹介です。モロッコはバラの生産地。ローズウォーターは日常的によく使われます。水分のバランスを整え、潤いのある肌に。シワ予防などエイジングエアにも適しています。
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マスク着用による唇の荒れる人が増えているようです。乾燥する季節はなおさらのこと、丁寧な保湿リップケアが大切。ザクロの果皮のリップバーム、サフランと卵黄のリップ用パック、レモンと生クリームのパックなど美容大国モロッコのお手入れ法を紹介します。