「モロッコ美容 1日使い切り手作りコスメ
アルガンオイルとガスールの使い方」 400円
アルガンオイルとガスールの2つを使ったパックやスクラブなど、1回で使い切る手作りコスメを紹介します。
簡単な手作りコスメで、おうち時間を楽しみ、美しく!
ボリジはシリア原産のムラサキ科のハーブで、和名はルリグサ。
その名の通り、瑠璃色の星形の花を咲かせる植物です。
ボリジの語源は、「汗の父」を意味するアラブ語に由来するといわれ、発汗作用があることで知られています。
ボリジの熟れた種から抽出した黄金色のオイルは、ガンマリノレン酸が多いのが特徴です。
このガンマリノレン酸は水分を補い、皮膚を修復し、健康な素肌を維持する働きがあるといわれています。
また、ボリジは、皮膚細胞を再生し、肌の抵抗力を強め、肌の弾力を改善する働きがあり、肌の老化を遅くするといわれています。
ボリジの煎じ液は、日常的なフェイスローションとして使われます。
洗顔後につける化粧水はもちろん、コットンにふくませて炎症を抑える湿布にしたり、毛穴の汚れを落とすクレンジングにしたり、使い方はいろいろ。
荒れた肌を癒すには、温かい湿布も有効です。
ガスールやクレイに加えてヘアパックにすると、頭皮を引き締め、抜け毛を予防します。
ボリジはセルライトを除去する効果でも知られています。
レバノンでは、ボリジの葉を皮膚病の治療に使うそうです。
地中海沿岸の多くの国では、花をサラダにしたり、葉を細かく刻んでスープやオムレツに入れたりして、ボリジを日常的に食事にとりいれています。
学名:Borago officinalis L.
科名:ムラサキ科
別名:るりぢちゃ
使用部位:葉、花、茎、種の油
開花時期:5月~9月
収穫時期:6月~8月
特徴
一年草で、瑠璃色の星形の花を咲かせる植物。
原産と生息地
アフリカ南部とモロッコが原産。現在では、ヨーロッパやアメリカでも生息されている。野生のボリジもあるが、オイルを生産するために栽培もされている。